退職代行の選び方ガイド

2026-07-15 ・ 約5分で読めます

退職を電話で伝えるのはあり?出社せずに自分で辞める方法と例文

「もう出社はしたくない。でも退職代行を使うほどではない気もする」——その中間にあるのが、電話で自分で伝えるという選択肢です。

結論として、退職の意思表示は電話でも法律上有効です。対面で伝えるのがマナーとされてきましたが、法律は伝える手段を限定していません。この記事では、電話で角を立てずに伝える方法と、それでも難しい場合の次の手を解説します。

電話での退職は「法的に有効」——マナーと法律を分けて考える

民法627条が求めているのは退職の意思表示であって、その手段が対面か電話かメールかは問いません。電話で「◯月末で退職します」と伝えれば、その時点から2週間の時計は進み始めます。

「電話は非常識」という声はありますが、体調不良で出社できない、出社すると引き止めで話が進まない、といった事情があるなら、電話を選ぶことに何の問題もありません。マナーの問題と権利の問題を混同して、動けなくなる必要はないのです。

注意点はひとつ——電話は記録が残りません。電話で伝えた後、同じ内容をメールでも送っておく(「先ほどお電話でお伝えしたとおり…」)と、意思表示の証拠が残り、後から「聞いていない」と言われるリスクを消せます。

電話で使える例文と、かけるタイミング

伝える内容は3点だけです。①退職の意思(決定事項として)、②希望する退職日、③今後の手続きの確認。例:「朝早くに申し訳ありません。◯◯です。本日は退職のご連絡でお電話しました。一身上の都合により、◯月末で退職させていただきます。体調の事情もあり、本日以降の出社は難しい状況です。有給が残っておりますので消化の手続きと、必要な書類について確認させてください。」

かける相手は直属の上司、時間帯は始業直後が基本です。「一度出てきて話そう」と言われても、応じる義務はありません。「お電話で失礼している自覚はありますが、決意は変わりませんので」と繰り返せば足ります。

なおメールやLINEだけで完結させることも法的には可能ですが、会社側が「見ていない」と主張する余地があるため、電話+メールの組み合わせが最も確実です。

電話でも無理そうなら、それは代行を使うサイン

電話を想像しただけで動悸がする、電話しても引き止めで押し切られる未来が見える、過去に一度伝えて潰された——そういう状況なら、電話という手段にこだわる理由はありません。第三者が代わりに伝える退職代行は、まさにこの状況のための仕組みです。

「自分で伝えるべき」という規範意識は大切なものですが、それはあなたの心身より優先されるものではありません。電話で済むなら電話で、無理なら代行で——手段は状況で選べばいいのです。

まとめ

退職の意思表示は電話で有効、出社の義務もありません。電話+確認メールの組み合わせなら記録も残せます。それでも難しければ退職代行という次の手があります。

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