2026-07-07 ・ 約6分で読めます
退職代行を使う流れと準備するもの|依頼から退職完了まで5ステップ
退職代行を使うと決めても、「実際どういう流れで進むのか」「何を準備すればいいのか」が分からないと、最初の一歩が踏み出せません。
実際の流れはシンプルで、多くの場合は相談から退職の連絡まで24時間かかりません。この記事では、依頼から退職完了までの5ステップと、事前に準備しておくもの、退職後に必要な手続きを時系列で解説します。
ステップ1〜2:無料相談から申し込み・支払いまで
ほとんどのサービスは、LINEまたは問い合わせフォームから無料相談を受け付けています。24時間対応が多く、深夜に「明日から行きたくない」と相談して翌朝に実行、というスピード感も可能です。
相談では、雇用形態(正社員・契約・アルバイト・公務員)、勤続年数、有給の残日数(不明でもOK)、退職希望日、会社に伝えてほしいこと・伝えてほしくないことをヒアリングされます。内容に納得したら申し込み、料金を支払います。支払い確認後に正式スタートとなるのが一般的で、後払い対応のサービスもあります。
この段階での注意点として、「有給を全て消化して辞めたい」「離職票を必ず送ってほしい」といった希望は、実行前に漏れなく伝えておきましょう。実行後に追加で交渉が必要になった場合、民間業者では対応できないことがあります。
ステップ3:実行日——あなたは何もしなくていい
指定した実行日に、代行側が会社へ電話などで退職の意思を伝えます。本人の出社は不要で、多くの場合この日から一度も出社せずに退職日を迎えます。会社から本人に直接連絡しないよう併せて伝えてもらえるため、上司からの着信に怯える必要もありません。
労働組合や弁護士のサービスであれば、このタイミングで有給消化や退職日の調整も会社と交渉してもらえます。実行後は、代行側から進捗の報告を受けながら待つだけです。
なお、会社から実家や緊急連絡先に連絡が行くケースが稀にあるため、家族には事前に一言伝えておくとトラブルを避けられます。
ステップ4〜5:貸与物の返却と、受け取るべき書類
会社からの貸与物(PC・スマートフォン・制服・社員証・健康保険証・入館証など)は、郵送で返却します。手元の貸与物をリストアップしておき、退職届と一緒に送るのがスムーズです。デスクに残った私物は、着払いで送ってもらうよう代行経由で依頼できます。
会社から受け取る書類は4つ——①離職票(失業給付の申請に必要)、②源泉徴収票(転職先での年末調整に必要)、③雇用保険被保険者証、④年金手帳(会社預かりの場合)です。これらが届かない場合も、代行経由で催促してもらえます。
退職後は、転職先が決まっていない場合、健康保険の切り替え(任意継続または国民健康保険)と国民年金への切り替えを14日以内に市区町村の窓口で行います。離職票が届いたらハローワークで失業給付の申請も忘れずに。
まとめ
退職代行の流れは「相談→支払い→実行→返却→書類受け取り」の5ステップで、準備するのは貸与物のリストと退職の希望条件くらいです。ハードルは想像よりずっと低く、最短なら相談の翌朝には会社との直接のやり取りから解放されます。
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